ドアミラーがもげました．
と，言っても，可動部の軸が外れただけです．
たしか，6年まえぐらいにも発生しました，930の持病のひとつですね．
http://homepage3.nifty.com/a-kaga/911turbo/20070506/20070506.htm
しかし，これが結構やっつかいです．
可動部の軸は一回外れてしまうと，簡単にねじ込むことができません．
軸の中にハーネスが通っており，これを抜かないと，星型レンチで押さえて回すことができないのです．
緩んでいる程度なら，ペンチ等ではさんでまわせるのですがね．．．
しかも，ハーネスの先には大きなコネクターがあり，これが邪魔で軸から抜くことができません．
前回はコネクターハウジングからコンタクトを時間をかけて抜きました，しかし，前オーナ(？）が
すでにハーネスをカットしているので，今回はハーネスカットとハンダ付けでいきます．
(コンタクトを外すジグがあれば簡単だと思いますが）
軸はネジになっていてかなり奥まで回し込みます．可動部がかなり硬くなる気がしますが，
きちんと奥まで入れておかないと，またすぐに外れてしまいます．
あとは，淡々と作業です．
注)自分で修理される方は自己責任でおねがいしますね！
外れてしまうと修理が大変です．ドアミラー軸にガタツキが出たら早めに内部の軸をペンチ等で掴んで回し外れないようにしておいたほうが良いです．
ドアミラー本体下面に穴があり，そこからマイナスドライバーを入れてミラー背面にあるリングを回すとミラーが外れます．
さらにモータ部分を外すと内部にコネクターがあり，モータ部分を外すことができます．
このコネクターのハウジングを外さないと，軸を回すことができません．本来は専用工具でコネクターのコンタクト(ピン)を外します．
専用工具無いとこのコンタクトを外すのは困難です．
なので，ケーブルを切ってしまうケースが多いようです．うちのもすでに切断してありました．
ケーブルを抜いたら，星型のレンチで回してキッチリ固定します．