Porsche911SC　1979年式

過去の写真が何枚かあったのでスキャナーで取り込みました。今回はSCです。
写真はもう少し色が良いのですが、取り込んだら白っぽくなってしまいました。

この車も色々思い出がありますが、書ききれません。一番遠くまで走ったのは岐阜の妻籠あたりでしょうか。
SSやメッツにもたくさんお世話になり、ずいぶん直しましたよね。。北米で中古車をさがしてもらい輸入したので新車登録
あつかいです。なので最初の車検は３年目でした。メッツでの車検で50万（クラッチ交換含む）もかかったのはびっくりでした。

1992年に購入してナンバーが1993でした。当時はまだ希望ナンバーは取れないころです。
リアバンパーの大きいゴム（オムツバンパーというらしい）が北米仕様の特徴です。バンパーのステーもショックが入っ
ています。高速の料金所でオカマをほられたのですが、びくともしませんでした。さすが！

ドアの内張りも剥がれかかっていたし、ハンドルも汚かったです。シフトレバーも割れていました。
オートスピードコントロールが付いていました。いかにもアメリカ的。さいしょは動かなかったんですが、スイッチ類の接触
不良を直したら動き始めました。しかし、誤動作もして、ブレーキを踏んでるのにもかかわらず加速しようとしてました。。

最終的には距離は７万マイルまで走っていました。112000Kmになりますね。リアシートの座布団部分ははがれてしま
い中の綿？ではなくヤシのみの生地みたいのが出てきていました。またガラスの破片もたくさん。。。リアウインドから雨
漏りもしていました。リアウインドのゴムを自分で交換したのですが、そのときガラスを傷つけてしまいました。こんどはそ
ガラスを交換するためにダイアンで中古ガラスを買ったり（これは熱線が錆びて断線していてNG）、さらに、SSで購入しまし
た。無駄なことやってましたね。

エンジンはOHしませんでした。クーラーコンプレッサは交換しましたが、１年でガスは抜けてしまいました。
ホイールはアメリカ人が好きそうな感じです。

ヘッドライトがH1ですね。
買って早々にフロントクーラーコンデンサーのガードを縁石にぶつけてしまい、SSにお世話になりました。このとき初めて
SSにお世話になったんです。1992年のことでした。もう１2年にもなるんだ。。
会社の駐車場に桜の木があります。雨の日にその木の下にSCをおいて置いた塗装が変色してしまいました。

シルバーからレッドに全塗装されています。トランクのカーペットを取るとシルバーが見えます。

シートもかなりへたっていました。ドアの内側　↑（ちょうどここ）にシールが貼ってあります。北米仕様のポルシェには
ここに車体番号が印刷されたシールが貼ってあります。

写真で見ると綺麗なのですが、フードを磨きすぎて下塗りが出てきてしまい気になりました。
この車も直進安定性が悪く、明らかにトランクの前あたりをヒットしていました。アライメント調整も悪く、新品のタイヤのフロント
左側だけ変磨耗してしまいました。アライメント調整して良くはなりましたが、直進安定性はあまり変わりませんでした。


あちこち甲府の山の中や、富士山近辺を走りました。


北米仕様なのでリアウィンカーのレンズは赤です。登録時に日本仕様の黄色レンズに交換しました。今もこのレンズ持っ
てます。もともと付いていたシフトノブはこの形で根の部分が割れてます。この形はナローのじゃないかな？ノブを部品で
取り寄せたら形が違うのがきました。

後悔先にたたずですが、カレラやターボを買わないでSCをじっくり直していれば面白かったかもしれません。
エンジンのフィーリングが結構良かったです。

９１１SCにかかった費用。　1992年5月〜1996年11月